私(森)の授業では、次のように授業を進めていきます。シラバスやガイダンスで説明する内容と重複するものも含みます。なお、演習(ゼミ)はここに含みません。ゼミについては、ゼミの項目を別途参照ください。
出欠の扱い
出席はとりません。出席することと学修成果とは無関係と考えるからです。したがって、「出席点」なるものもありません。
気をつけていただきたいこととして、「出席をしなくてよい」ことを意味していません。授業で学習せずにいつするのか、自習で済むならなぜ授業があるのかを考えて出欠を判断してください。
授業形態
授業内容に応じて3種類あります。どの形態になるかは、シラバスをご確認ください。シラバスに示された「成績評価の方法と基準」において、評価方法の配分で区別できます。
- 交流型授業
- 授業回の多くで、受講生間の交流があります。個人活動とグループ活動の両方を行いながら授業が進みます。
- 参加型授業
- 授業回の多くで、個々の受講生が課題に取り組みます。教員と学生の間のやり取りを中心とした教室全体での活動を軸に授業が進みます。グループ活動がある授業もあります。
- 講義型授業
- 講義形式で授業が進みます。議論(ディスカッション)が行われることもありますが、知識獲得を重視します。なお、2023年度は、この形態の授業は予定されていません。
成績評価の方法
成績の評価方法は、授業形態によって異なります。具体的な評価方法や配点については、各授業内で説明します。
交流型授業
おおよそ毎回の授業で課すレポート(各回レポート課題)を総合して70%の配点にします。この中には、授業時間内の交流から得られた知見(いわゆる振り返り)を提出してもらったものも入ります。
最終課題の評価を30%の配点とします。期末試験と同等の扱いです。授業時間内の個人活動を通じて交流によってフィードバックされた知見をもとに授業時間外でまとめたものを最終的にブラッシュアップして提出することになります。
参加型授業
授業内で指示した場合に提出するレポート課題(各回レポート課題)を総合して50%の配点にします。各回の授業内容の理解度を確認します。レポートの回数は授業に依ります。
授業期間に、1回または2回に提出する中間課題の評価を総合して20%の配点にします。ひとかたまりの知識または技能が獲得されているかを確認します。
最終課題の評価を30%の配点とします。期末試験と同等の扱いです。教員などからのフィードバックをもとに授業時間外でまとめたものを最終的にブラッシュアップして提出することになります。
講義型授業
授業期間に、1回または2回に提出する中間課題の評価を総合して40%の配点にします。ひとかたまりの知識が獲得されているかを確認します。
最終課題または期末試験の評価を60%の配点とします。
授業時間外に求められる学習時間
すべての授業で予習と復習にかけるべき目安の時間は、1コマあたり4時間です。ただし、最終課題にかける時間は除きます。
この1コマあたり4時間は、大学設置基準によって大学の授業に求められる必須の自習時間です。この時間より短くできる可能性は十分にありますが、4時間で終わることを保証するものではありません。また、より深く学修するためにはこれ以上の時間をかけることを推奨します。
そうとはいえ、各回レポート課題などの課題達成にこれ以上が常時かかるようでしたらご相談ください。何らかの前提知識や前提技能が足りていないか、学習法に問題があるかが疑われます。必要に応じて可能な限りのアドバイスをします。
使用する学習支援システム
本学では、Hoppiiを標準で使うことになっています。しかし、私(森)の授業では昨年度に引き続きGoogle Classroomを使用します。登録方法などは、授業中に案内します。
相談時間(オフィスアワー)
常時、メールでの問い合わせを受け付けています。即時の返信はできませんので早めに連絡ください。
Classroomのメッセージ機能を通じて問い合わせていただいても構いません。その場合もメールと同様に返信まで時間がかかります。
実地で相談したい場合には、水曜日の午後に時間を空けてあります。具体的な時間帯と場所は授業中に説明します。出張などにより不在の場合もありますので、事前に(少なくとも前日までに)日程調整のメールをください。
いずれの場合も即答や「正解」を期待しないでください。導き方や考え方はお伝えします。答えを導くのは皆さんです。答えに辿り着きたいなら、十分な時間をとってください。